園芸店が作った服 garage green works 2023AW VOL.2
  • REPORT

園芸店の仕事は意外とハード。

水くみから始まる植物たちへの水やりや枝葉の剪定。
仕入れ業者さんから届いたたくさんの植物の出し入れ。

また、土や葉っぱで店内を汚したままというわけにはいかず、ほうきとちりとりは手放せません。はさみや手袋、スコップはもちろん常にポケットに。お庭の施工などの外仕事ではのこぎりやメジャー、ハンマーなど様々な道具を必要とします。

garage green works

常にいっぱいの仕事道具を身に付け動き回る日々。
ハードでタフな毎日のなか、服が枝に引っかかって破れてしまったり、ポケットからモノが落ちて失くしてしまうこともしばしば。外仕事では土まみれになったり、雨の日はびしょびしょに濡れてしまうこともあります。

そんな自分達にぴったりの服ってどんな服だろう。
ワークウェアのように頑丈で、ミリタリーウェアのように機能的な自分達ガーデナーにとって便利でうれしい服。

素材選びからシルエット、ポケットの位置から大きさまで、納得するまでとことん話し合い、修正を重ねました。
特にこだわったのが、動きやすさと扱いやすさ。あと、丈夫でモノを入れれるポケットがたくさんあること。

そんなこだわりがたくさん詰まった、園芸店がつくった服 garage green works の2023年AWコレクション、スタートします。

フローリストのためのシャツ
SMOCK  TYPEWRITER  PLANTS SHIRT

フローリストが作業時に着用する事を想定してデザインしたロングシャツです。
花、葉、根、茎、皮、果実などの植物から抽出された染料を一部使用して染色しています。

左から ミロバラン、クチナシ、ザクロ

フロントには花束を入れることができる大きなポケットを配置し、ポケットにはペンを挿せるように仕切りを設けています。さらに、袖下にマチを付けて袖を上下に動かしやすいピボットスリーブを採用しました。一見、かぶりシャツのように見えますが一番下の釦は比翼釦にしており、前を開けての着用も可能です。

ドライでざっくりとしたコットンタイプライター生地の肌触りと、植物染めの自然な風合い。
機能性だけでなく、自然の一部に溶け込むようなゆったりとした着心地をお楽しみください。


and more

庭の植物が成長し、花や枝を剪定する。花瓶に飾り、ドライフラワーにして楽しむ。 また時には料理に使ったり、親しい人への贈り物にしたり...。 暮らしの中にそっと寄り添う植物たちは、私たちの生活を彩り豊かな時間をもたらしてくれます。