観葉植物の基本的な育て方
  • HOW TO
point 1 日光

新芽が出たら窓辺へ移動し葉っぱに貯金を!

従来、観葉植物というものは日光がないと育ちません。しかし、時には日光が当たらない場所に置く場合もあるでしょう。その場合は弱ってしまうこともありますので、日ごろの管理が大切になります。新芽が出た際には、必ず窓辺の日光に当てましょう。(目安:2週間~3週間)そうすることにより、新芽に太陽のエネルギーが貯金されます。貯めたエネルギーにより、日の当たらない場所でも育てることが可能になります。屋外へ出すと葉が焼けてしまいますので注意しましょう。ただし5月~10月の日陰ならば、屋外へ出すことが可能です。(雨水に当たっても大丈夫です)

point 2 水

水はベストなタイミングでたっぷりと!

必ず土の表面を触り、さらに指で少し掘り、それでも湿り気が感じられない時に水を与えます。1回に与える水の量は、鉢の下から水が出るまでを目安とし、全体にたっぷりと与えてください。受皿に溜まった水は必ず捨てましょう。
冬は水道水が冷たいため、常温の水を与えましょう。水やりとは別に、葉に水をかける霧吹き作業も時には必要です。
また葉を拭くことも大切な作業で病害虫を予防し、埃を取ることにより光合成もしっかりできます。

point 3 置き場

夏の蒸れ、冬の冷えに注意!

夏の暑い時期に、お部屋が蒸れて植物にダメージを与えることがあります。留守にする時には、換気扇や扇風機を回すなどの対処をするとよいでしょう。冬の寒い時期は、窓辺に置くと冷気が伝わり植物の根を弱らせる原因になります。
厳冬期や夜間などは、窓辺から離す工夫をしましょう。


※店頭に並ぶ観葉植物は、生産者から私たちの元へやってきます。お客様のご自宅は、十分に管理された生産者の環境とは異なるため、植物が環境になれるまでに少々お時間がかかることがあります。季節によっても様々な変化が起こりますので、お客様の元で水やりや育て方のサイクルを見つけていくことがとても大切です。
日々、観察をして植物と共に過ごす時間を楽しみながら重ねてください。