STAFFのおはなしVOL.4
  • COLUMN

カレンダーを眺めると今年も残すところあと少し、年の瀬が近づいてきました。
楽しいクリスマスも間近ですが、そろそろお正月を迎える準備を始めても良いころです。
お正月の準備はいろいろありますが、なかでもお正月飾りのしめ縄は欠かせないものです。

お正月は家族が健やかに幸せに一年を過ごせるように、お家に歳神様をお迎えする行事です。
訪れる歳神様に、「ここは神聖な場所ですよ」とお知らせするために、玄関先や神棚にしめ縄を飾ります。

すす払いの日となる12月13日を過ぎればしめ縄を飾ることができますが、各々のお家では大掃除を済ませた頃合い位がちょうど良いタイミングかもしれません。
反対にしめ縄を片付けるのは松の内を過ぎてから、関東では1月7日、関西では1月15日までとなります。

接客中にお話を伺っていると、しめ縄の処分の方法に悩まれている方も多いようですね。外した後は、各地で開かれるどんど焼きや左義長といったお焚き上げの行事に持っていくのが昔からの習わしです。
が、それが難しい方は自宅で塩や清酒でお清めをして新聞紙や白布に包み、各自治体のごみの回収に出すこともできるようですよ。

最近ではしめ縄につける花材も幅広くなり、デザインにも様々なものを見かけるようになりました。
ドライ花材をつけたものやそのままきれいにドライになりやすいネイティブプランツをつけたお飾りは、モダンな雰囲気のお家にもよく馴染みます。

店頭でも、スタッフがアレンジしたしめ縄をたくさんご用意しています。ひと味違ったお飾りをご希望のお客様に、是非ご覧頂きたいデザインを揃えてお待ちしております。

WRITER:Mari Ohki