2024.02.20
まだ肌寒さが残るこの季節、キャンドルを灯す機会も多いです。キャンドルには、香りを楽しむもの、見た目が華やかなものなど様々な種類がありますよね。
そんな数あるキャンドルの中でも、癒しの要素がたっぷり詰まったモルタルキャンドルの魅力をお伝えします。
重厚感があり独特な雰囲気を纏うモルタルキャンドルの名前は、Hetero’geneous(ヘテロジニアス)。
『異質なもの』という意味で、キャンドルの上側は蝋で、下側はモルタルと、異質なものを組み合わせて作られています。
こちらのキャンドルは、作家さんがひとつひとつ丁寧に手づくりされているので、ひとつとして同じ姿のものはありません。しかもとても香りが良く、リラックス効果も期待できます。
なかでも私が一番魅力を感じたのは、キャンドルを灯している時の音です。木製の芯が使われているので、灯すと小さくパチパチパチッと焚き火のような音が聞こえてきます。
普通のキャンドルのように炎の揺らめきを楽しむだけでなく、音まで楽しめるのが嬉しいですね。更に炎をよく見ると、線香花火のように繊細なシュッと細長い炎も出ているんですよ。ついついじっと見とれて楽しんでしまいます。
このように、視覚や聴覚、嗅覚などを満たしてくれるモルタルキャンドル。
お部屋の明かりを落として、音の無い静かな空間で灯してみて下さい。きっと心解かれる上質な時間が得られることでしょう。
writer:Tomomi Sasaki