 
      2025.10.31
「使うほどに味わいを増す道具」。そんな言葉がぴったりなのが、愛知発のバッグブランドSUOLO(スオーロ)です。
その中でも代表的なモデル「CROP」は、農業経験を持つデザイナーが、畑での収穫作業に使うために自作したことが誕生のきっかけだそう。内側に描かれたミミズや道具などのモチーフには、そのストーリーが込められています。畑の知恵から生まれた道具としてのバッグだなんて素敵ですよね。
garageスタッフの間でも、SUOLOは愛用率が高いブランドで、あるスタッフはカバンを7個も所有しています。理由はシンプルで、使い込むほどに味わい深くなり、まるで相棒のように愛着が沸くから。
パラフィン加工を施したキャンバスと、要所にあしらわれた栃木レザーは、時間とともに柔らかく馴染み、色艶が増していきます。経年変化を育てる楽しみがあるのも、SUOLOの魅力なんです。
SUOLOを手がけている会社sacra(サクラ)は、シザーケース専門店として誕生しています。素材のひとつひとつにもこだわりを持ち、職人専用の道具を職人の手によって丁寧に作る。その背景には、「長く愛される道具を作る」という理念があります。それは、私たちgarageが大切にしている部分と重なり、強く惹かれるポイントでもあります。
そして何より注目したいのは、このブランドの拠点が名古屋であること。garageと同じ愛知から生まれたバッグだと思うと、なんだか誇らしい気持ちになります。働く人たちの作業用バッグたちは、丈夫であり、使い勝手も抜群。もちろん日常使いにも適しています。地元で生まれた本当に良いものを長く使う。そんな視点で、物選びをしてみるのもよいですね。