2024.06.24
今年もまた暑い季節がやってきました。
お部屋に飾る植物も、一工夫するだけで涼しげな印象に変えることができます。
夏は透明感のあるガラスベースで植物をアレンジして楽しみませんか。
一番気軽なガラスベースの使い方は、ドウダンツツジなど夏に出回る枝ものを生けることです。一般的に枝ものは切り花に比べ日持ちが良いので、特に暑い夏場は枝ものがおすすめです。
水は傷まないようにこまめに替えてあげて、枝は少しずつ切り戻ししてあげると枝葉のみずみずしさが長持ちしますよ。
夏にはガラスベースに苔玉を入れて飾るのもです。苔玉の下にはお好みの敷材を敷いて、苔玉につかない程度に水を入れておきます。敷材の色や大きさで印象が変化するので、お部屋のインテリアに合わせて選ぶのも楽しいですよ。
苔玉に仕立てる植物も、シダ類など葉が繊細なものを選ぶとより涼を呼ぶ演出ができます。シダ類は湿気も好むので苔とも相性が良いと言えます。
赤玉土で水生植物を植えこんで、アクアリウムをつくることもできます。水生植物にもたくさんの品種があり、葉や茎の長いものや短いもの、丸い葉のものやカラーリーフなどがあります。
様々な水生植物を敷砂利や石とともに組み合わせれば、アイディア次第で自分にしかつくれない自然の風景が作れますよ。
ガラスベースはほかにも、水耕栽培の器にしたり、流木とエアープランツを飾ったりと、植物と合わせたいろいろな使い方ができる万能アイテムです。
見た目も涼し気なガラス素材で、今夏は植物の新たな魅力を引き出してあげてはいかがでしょうか。
writer : Mari Ohki