2022.11.23
佇まいが格好良いアンティークのウェイトは、スケールや天秤などで錘(おもり)として使われていたものです。定番ではペーパーウエイトとして使われる事が多いですね。皆さんなら、どのような使い方を想像しますか。
大きめのものなら、ドアストッパーやブックエンドとしても使えそうですね。小さめのものなら掴み手部分を利用して、指輪置きにするのもおすすめです。
もちろんインテリアのディスプレイとして並べるだけでも、その場の空気感が変わります。サイズの違うものを何個か並べると、バランスが取りやすいですよ。
そんなウエイトの雰囲気を引き立てるのが、重さの単位の表示です。
例えばイギリスのものなら“ lb (ポンド)” 、フランスでは“ HECTG(ヘクトグラム)や“ DEMIKILOG(デミキログラム)など、またハンガリーでは“ dkg(デカグラム)” と示されています。刻まれたウエイトがどこの国のものなのか、調べてみるのも楽しみのひとつです。
また素材も、鉄や真鍮、ガラスなど色々と揃います。金属性の素材のものはインダストリアルな雰囲気を楽しめたり、透明感のあるガラスは光の反射や気泡の様子が美しいものもあります。
刻印や形など様々なウェイトをコレクションして、気分によって使い分けるのも良いですね。
コロンとした形やちょうど良い重みなど、感触もまたウェイト選びのポイントです。お店で気になったら、ぜひ手に取って実際に持った感じも確かめてみてくださいね。
writer:Tomomi Sasaki