STAFFのおすすめ VOL.33
  • COLUMN

遠い国から日本にはるばるやって来たブロカントたちは、異国に生きる人々の暮らしを静かに物語ります。

例えばブロカントのチェアは、お部屋にあるだけで独特の空気感を醸し出します。
どんな場所で誰が使っていたのだろう、そんな想像をかきたてる佇まいです。

チェアは座って使うのはもちろん、お気に入りの本や雑貨、植物をディスプレイしてもより互いの魅力が引き立てられます。

ブリキのミルク缶にはドライフラワーをいけても、その褪せたトーンが良く合います。

ブロカントには、以前の持ち主の歴史が感じられるという魅力もあります。

塗料の剥がれ落ちた風合いある表面から、もともとのブロカントの色、そして途中で色が塗り替えられえたことなどもわかります。
ついている小さな傷さえも愛おしく感じ、膨大な年月の流れのなかにある誰かの想い出を引き継いだようなそんな温かな気持ちにさせられます。

使い込まれた道具が持つ美しさやは、それらが大切に使い続けられたことの証しでありブロカントにしか出しえないものだと感じます。

garageでは定期的に海外へ出向き、ブロカントの買い付けを行っています。

植物と合わせディスプレイに、またガーデンにさりげなく添えて、そのブロカントから生まれるストーリーを感じてみてください。