植物のおはなし VOL.9
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夏におすすめしたい植物が、シダ植物です。
シダ植物は湿気の多い環境を好むので、湿気の多い日本の夏にもぴったりです。
また、耐陰性があるので、お部屋のあまり陽が当たらない場所で管理しやすいのも特徴です。

シダ植物は品種がとても豊富です。一般的に葉の切れ込みが繊細で、美しいものが多いです。
薄く細かな葉が揺れる様子が涼しげなアジアンタムは、定番で人気があります。かなり湿気を好むので、毎日のように葉水をしてあげるのがおすすめです。

レインボーファーンは日の当たる角度によって色が変化する不思議な魅力をもったシダです。這うように成長するので、ハンギングで垂らすように飾っても良いですね。

同じように吊るして飾って楽しめるシノブもシダの仲間です。苔玉や板付に仕立てて窓辺などにツリシノブ風に吊るすと、和の風情も演出できます。

フレポディウムやシルバーブレクナム、カンガルーファーン、ボタンファーンなどは、南半球原産のシダ植物です。
葉の形がカンガルーの前足に似ていたり、洋服のボタンに似ていたりと、ユニークなネーミングに愛嬌を感じます。

独特な形をした塊根部が特徴的なシダもあります。

リュウビンタイは、鱗茎と呼ばれる鱗状のごつごつした部分から葉が出てきます。鱗茎を常に湿らせてあげると調子良く育ってくれます。

キンモウコウは金色のふさふさした毛に覆われた塊根部がまるで小動物のようです。
ゴールデンチャウチャウやゴールデンモンキーといった愛称で呼ばれるのも納得の愛らしさですよ。

さまざまなシダ植物を育てつつ、ジメジメした夏にも涼しさを感じながら過ごしたいものですね。

writer : Mari  Ohki