植物のおはなし VOL.14
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毎年かわいらしい花を咲かせる球根植物には、色々な種類があります。
春咲きのチューリップやヒヤシンス、ムスカリを始め、夏咲きのアリウムやアガパンサスなど、改めて探してみると意外に球根植物は多いものです。

春咲き球根を球根の状態から育てて春に咲かせたい場合、10~11月の晩秋頃には水耕栽培や土植えを始めておかなければいけません。
水耕栽培をする場合、球根を乗せる穴あきのお皿が付属しているバルブベースがおすすめです。球根の大きさに合わせて、ベースの穴の大きさを選んであげると良いです。
冬の寒さを疑似体験させるため、水にセットする前に、球根を1ヶ月位、新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で冷やしてあげるのも忘れないようにしましょう。

水耕栽培で楽しんだ球根は、花が終わったら一度土に植えもどしてあげるのがベストです。土に植えて育ててあげることで、光合成をしてまた来年咲くための養分を球根に蓄えることができます。土に植えたままでも、また時期が来ればきれいな花を咲かせてくれますよ。

球根植物は、球根に貯めた水分や養分を使って花を咲かせる力を持っています。その秘めたエネルギーは想像以上で、植物によってはそのまま置いておくだけで花を楽しめるものもあります。
サフランやアマリリス、原種シクラメンなどがその代表で、球根から茎を蕾を芽吹き咲く姿はとても神秘的で、インテリアのアイテムとしても価値があるといえます。

球根植物の花は、様々な色やかたちがありとても惹きつけられます。眺めているとその美しさは、植物が生き残るために地道にこつこつ積み重ねた努力の結晶のように思えてきます。
ぜひお庭や窓辺で、魅力的な球根の花々を育ててみてくださいね。